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【1875年】
 農家の副業から出発して商品化をたどった綿業が、作業場を造り、工場になっていったのは明治初期の頃です。明治3年(1870)に三谷町(現蒲郡市三谷町)の小田時蔵という人が機業を始めたと伝えられてますが、どのような形で始めまったのかは、わかっていません。 明治8年(1875)、小田時蔵氏は遠州笠井(現静岡県浜松市笠井町)からチャンカラ機20台を購入して自宅の2階を工場に改造して近くの農家の女性を集めて内機を始めました。明治9年(1876)には、同じく三谷の武内せき女が尾州中島郡祖父江村(現愛知県中島郡祖父江町)から機経台(縞木綿用)1機と4人の工女をつれてきて三谷町松葉で織布業を始めました。


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●チャンカラ機【ちゃんからき】バッタン機、又は飛杼(しゃくり)の通称。手機で杼投と筬打をする装置。
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●機経台【はたへりだい】-----
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●工女【こうじょ】工場で働く女性。
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