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【1952年】
 ■ 規模別工場数(昭和27年)
----- 大規模 中規模 小規模
工場数 4 3 9 16
セット数 50.0 12.4 20.4 82.8
※本表の規模別は以下の分類による。
大規模→
染色4色セット以上(起毛5セット以上兼備する工場を含む)
中規模→
染色整理2セット以上4セット未満(起毛3セット以上5セット未満を兼備する工場を含む)
 ガチャマン景気の最盛の昭和27年(1952)は、一方ではそれまで朝鮮動乱ブームをうけた、世界的な景気後退の時期であり、そこに小企業の乱立があって、当産地でもしだいに不景気になっていきました。昭和27年の操業状況は4月の87%をピークに低下していきました。しかし家内工業の高稼動率にカバーされて、年間平均は87%ありました。しかし、繊維不況はさらに強くなり、小規模業者の中には手持製品の値下り、商社欠損のしわ寄せなどによって、年末には135の業者が休業して、20の工場が廃業しました。そして昭和28年(1953)には転廃業工場の数は197になってしまいました。
 一方この地方の織物整理染色業は戦後、いくつかの有力工場はいずれも再開し、さらに昭和26年(1951)2月に、織布業者と染色業者がいっしょに三河織物染色整理共同組合を設立しました。国庫や県費補助で、三河地区初めて毛整理機を使用した紡毛織物ガラ紡織物などの厚地物を対象とした整理工場の建設が計画されました。そして織物業とともに起毛布剪毛技術を取入れたメルトン加工を中心に発展していきました。

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●ガチャマン景気【がちゃまんけいき】戦後、衣料不足の中でガチャンと織れば1万円儲かるという時期が数年続いた。
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●朝鮮動乱【ちょうせんどうらん】大韓民国と朝鮮民主主義人民共和国との間で行われた戦争。朝鮮の独立・統一問題が米、ソの対立とからんで、1950年6月武力衝突に発展したもの。
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●家内工業【かないこうぎょう】家族を中心に、その家で営まれる小規模で単純な工業。
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●織物整理染色業【おりものせいりせんしょくぎょう】繊維の精練、漂白、染色、整理(仕上げ)、プリント等の加工を行う業者をいう。染色については、加工素材や加工形態、取扱製品等により、通常、「先染め」、「後染め」に分類される。一方、整理・仕上げ(後染を含む)は、織物業者・ニット業者によって作られた織物・編物に見映えのする商品としての価値を付加する後工程である。
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●紡毛織物【ぼうもうおりもの】経、緯糸ともに紡毛糸を用いたもの、又は紡毛糸を 主体とした毛織物の総称である。スコッチ、ブランケット地、フラノ、メルトン、ベ ロア等がこれに属する。用途は礼服地、背広地、工業用等各方面に用いられる。
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●ガラ紡織物【がらぼうおりもの】屑紡織物の一種。ガラ紡糸又はガラ紡糸を主とし てその他の糸との交織によって織られた織物の総称である。服地、ネル、紋羽、石底 地、綿毛布、敷布、敷物等が主なものである。
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●起毛布【きもうぬの】起毛用針、又は薊の実を用いて織物又はメリヤスの組織の内部から繊維を掻き出して表面に毛羽を密生させた布。ネル類、ビロード類、紡毛織物等に主として行われる。
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●剪毛【せんもう】主として毛織物の仕上げに行われる工程で剪毛という。起毛した織物は刷毛工程により落毛その他の塵垢が除去され、毛羽を起すことができるが、なお表面の毛羽は不揃いのためその長さを切り揃え外観を整える必要があり、そのために行われる工程である。
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●メルトン加工【めるとんかこう】毛織物の仕上法の一種。縮絨によって組織を密にし、その表面に剪毛によって揃えられた多少のフェルト毛を残し、特殊の光沢に仕上げる方法をいう。
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